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国際物理学
論文コンテスト
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受賞者のディプロマ

「ノーベル物理学賞への第一歩」で7年連続受賞・入選!

〜高校から中等教育学校へのバトンタッチが実現〜 
 2007年から2010年にかけて行われた、第18回高校生国際物理学論文コンテストにおいて、小石川中等教育学校5年(応募当時4年)の木村桃子さん(協力:太田桐佳世子さん、髙橋馨子さん)が、「ノーベル物理学賞への第一歩」( First Step to Nobel Prize in Physics )を受賞しました。今年の受賞者は木村さんを含めて世界で5名。中国、イスラエル、日本、シンガポール、アメリカ各1名の受賞です。
 このコンテストを主催したポーランド科学アカデミーは、このコンテストの他に国際物理オリンピックも毎年開催しており、後者が限られた時間内に難問を解く力を競うのに対し、前者は長い時間をかけて取り組んだ研究論文の成果を競うものです。論文は英語で書くことが義務づけられており、世界各国の物理学者が審査にあたります。審査は厳格で大人の研究者と同じ扱い(quite adult)であり、オリジナルな成果が要求されます。受賞者には、ディプロマ(証明書)が与えられ、ポーランド科学アカデミー研究所に1ヶ月間招待され、研究する機会を与えられます。
 木村さんの論文のテーマは 「 Why the Electric Bell can ring? 」(電子ベルはなぜ鳴るのか)です。「電子ベルは、磁気を帯びたコイルに引きつけられた鎚がベルを叩き、その時回路が切断されて鎚が元の位置に戻り、再び電流が流れて再び引きつけられることによって運動が繰り返される」という一般的な説明に対して、「この説明では鎚のエネルギー収支がゼロになってしまい、矛盾が生じる」ことに注目し、「ベルが鳴り続ける原因がコイルの自己インダクタンスにある」という仮説を立て、インダクタンスを変えたコイルなどの実験装置を自作して実験を行って仮説を検証し、「ベルの鳴る原因はコイルの自己インダクタンスにある」という結論を導いたものです。
 小石川高校では2004年に津村さん(当時3年)が日本で初めてこのコンテストで受賞、2005年に根本君(当時3年)と松野さん(当時2年)が佳作、2006年に小林さん(当時3年)が佳作、2007年に小田君(当時2年)が佳作、2008年に竹村君(当時2年)が佳作、2009年に高君(当時3年)が受賞、島田さん(当時2年)と千吉良さん(当時1年)が佳作と6年連続で受賞・入選していました。今回の小石川中等教育学校での受賞により、2年連続の受賞、7年連続の受賞・入選となったことに加えて、小石川高校から小石川中等教育学校へ輝かしいバトンタッチが実現しました。

*都立学校ホットニュース(教育委員会)に記事が掲載されています。

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