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【国際】NPO法人アクション 連携授業 第4学年フィリピンSkype中継

フィリピンSkype中継
NPO法人アクション 山本 浩平 氏
「一人ひとりが力を発揮できる世界を目指して―フィリピンのゴミ山で暮らすスカベンジャーから考える貧困・格差問題」

 
2019年11月5日、第4学年において、「ゴミ山に住む子どもたち」「スラム街での挑戦」「飢餓のある世界」を英文で読解した後、「一人ひとりが力を発揮できる世界を目指して―フィリピンのゴミ山で暮らすスカンベンジャーから考える貧困・格差問題」と題して、NPO法人アクション山本様のご協力のもと、フィリピンでゴミを拾って生計を立てているスカベンジャーの方とSkypeを通じて対話をさせていただきました。
 
今回の交流では、生徒達から「1日生きるのにどれくらいゴミ拾わないといけないのか?」「人生で最も大切なことは何?」「ゴミ山で学校に行ける子どもの割合は?」「貧しい人の生活を向上するのに1番大切なことは?」「1日の中で好きな時間はいつ?」などの質問がでました。また、スカベンジャーの方からは、「Skypeに映っている教室が綺麗だけど大学ではないのか?」「現在の日本の問題点は?」「原爆についてどう思う?」などの質問があり、改めて日本という国を振り返る機会にもなりました。
 
次の授業では、This house would ban cash crops from the market.(本議会では、市場において商品作物を禁止する。)という論題でパーラメンタリーディベートを行い、モノカルチャー経済と貧困について考えを深めました。
 
今後も、11 期生の国際理解教育では、自分の夢を描くことに留まらず、世界の課題について自分達の考えを深め、それを日本そして世界に発信することで、誰もが生きやすい平和な社会の構築に貢献していきます。
 
今回のAmbassadorは、竹林さん、吉岡さん、岩田さん、吉田さん、石田さん、杉浦さん、阿部さん、加藤さん、平城さんでした。
 
以下、Ambassadorの感想です。
 
竹林さん
1番印象に残ったのは、「あなたにとって1番大切なことは何ですか」という私達の質問に対して、スカベンジャー2人とも家族や子供のことだと迷いなく答えたことでした。どこで、どのような環境で生きていたとしても、親が子を想っていることに変わりはないのだということを改めて認識させられました。その一方で、同じように互いを思いやれる家族でも、日本とフィリピンでここまで生きづらさが違ってしまうのかと痛感しました。また、今日、私が生きているこの環境がとても恵まれたものなのだと、この授業を通して確認することが出来ました。ありがとうございました。
 
平城さん
とても身になるお話を伺うことが出来ました。私たちはSkypeの授業を受ける前にスカベンジャーについての文章を読んでいました。その時私は、世界にはこのような酷い生活を送っている人がいるんだなととても悲しくなりました。しかしそこで出てきた貧しい人々は私にとって、あくまで文章の中の人々でした。心のどこかで私達とはかけ離れた遠い存在のように感じられていたのです。しかし今回、実際に現地の方のお話を伺うことができ、遠く感じていたスカベンジャーの存在をとても身近により現実味をもって感じることが出来ました。とても貴重な体験だったと思います。山本さんは最後に、「自分はとても恵まれているといつも感じる」と仰っていました。フィリピンには、貧しい家に産まれ、教育を受けられず、そこでの生活以外の日々を知らないまま一生を終える人々がいます。そんな中自分の進路について悩み、自分で選択することが出来る私達はとても恵まれていると。私はその言葉を聞き、とても感銘を受けました。私達には選択肢がたくさんあります。そのせいで悩むことも多々あります。しかしそれは同時にとても有難い、恵まれたことなんだと改めて気付かされました。スカベンジャーの方は最後に「あなた方の夢はなんですか?」と私達に聞かれました。この恵まれた環境に生まれることができた私達だからこそ、できることがあるんだと思います。自分たちは恵まれている、このことをしっかり心に置き、自分の将来に向け真剣に悩んでいきたい。そう思います。
最後に、このような機会を儲けてくださった山本さん、スカベンジャーの方、本当にありがとうございました。
 












 
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